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子どもたちが自主的、継続的、そして総合的に環境活動に関わることのできる「しくみ」を、家庭・市域・学校という全生活領域を通して確立するために、「エコカード・エコスタンプシステム」という新システムを導入し、全市的に展開した。このシステムの特徴は、市内の全小学生、約24,000人を対象にしており、学校や地域団体、行政、事業所などの大人たちが支援ネットワークを作っている。
活動のしくみは、子どもたちが、環境学習や活動に参加すれば「エコカード」に「エコスタンプ」を押してもらえ、一定数のスタンプが集まれば「アースレンジャー認定書」がEWC事務局より交付される。
子どもたちや保護者には、エコカード(低・中・高学年用の3種類)、保護者用の活動の手引き、スタンプマップなどを配布した。サポーターには、活動認証用のエコスタンプとサポーターの手引きを配布し、協力店や団体には、目印のEWCステッカーを配布した。
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EWC環境学習プログラムの実施 |
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子どもたちが体系的、継続的に環境学習が行えるように、学校、公民館、事業所などと連携したプログラムの開発と実践を行いました。事務局は各実施団体との調整を行った。 | |||||||||||||||||||
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■ | 学校や地域団体の環境学習活動への支援 | ||||||||||||||||||
指導、助言などの相談 7件 |
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■ | 環境ボランティアセミナーの実施 | ||||||||||||||||||
@ラジオで飛ばそう!エコメッセージ |
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■ | こども環境活動支援協会の発足 | ||||||||||||||||||
子どもたちの環境学習活動への支援は、地域・学校・家庭が一体となり、地域社会全体でフォローしなければならない問題に取り組むために、子どもたちの環境学習や活動を支援することを目的とした任意団体「こども環境活動支援協会」を1998年4月、市民・事業者・行政(教育委員会を含む)のパートナーシップにより発足した。協会の事務局は、西宮市環境学習ルーム内にあり、EWC事業の受託や新システムの共同開発などを進めている。環境学習活動が地域に定着していくためには、このようなパートナーシップ型のNPOが重要な役割を果たすことた必要となっている。 | |||||||||||||||||||
■ | 西宮市セイフティ&エコガイド事業 | ||||||||||||||||||
市民がまちやくらしを「安全性」と「環境共生」の両側面から見直す活動を進める上で、リーダー用資料として「セイフティ&エコガイド活動マニュアル」を作成した。また、フィールドワークを盛り込んだ全4回のセミナーを行った。 |
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■ | 環境学習ルームの開設 | ||||||||||||||||||
開設場所:開設場所:江上町3−40 江上庁舎3F |
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● | EWC地域別交流会 | |
8月27日 有馬川生きものウォッチング 山口公民館で生きものウォッチングする方法を説明した後、有馬川で生きもの調査を実施。 9月20日 とんぼ探検隊に集まれ:北山緑化植物園 トンボのウォッチングのポイントと各コースの特徴をスライドで説明し、4コースに分かれて採集。各グループのつかまえたトンボの発表後、トンボの生態をスライドで説明した。 3月22日 生瀬ウォークラリー&クイズ大会 ウォークラリーとチェックポイントでのクイズを通して、自分たちの住んでいる町の自然、歴史、文化など身近な環境問題をウォッチングし体験する。 |
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● | EWC全市交流会 | |
10月4日西宮ふるさとウォーク’98&イベントすきやねん西宮 「ふるさと西宮探訪」をテーマに、各共催団体が活動主旨を活かしたコースを設定し、各チェックポイントでクイズ問題を提供。自然クラフト・昔遊びコーナー、パントマイムショーを行った。 スタートは市内6ケ所、ゴールは、中央体育館 2月21日記念講演会 「海の生きたものたちのくらし」ポール・スポング博士 |
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● | 環境パネル展 | 2月17日〜21日 市民ギャラリー 海外作品を含め出展約500点 |